都市環境グループでは、転換期を迎えた大都市圏のあり方、複雑化する都市・地域の問題、地方分権や情報公開などの動向を踏まえ、都市・地域の活性化、個性を活かしたまちづくり計画、減災型の地域防災計画、景観形成計画などを主要なテーマとして取り組んでいます。
主な分野
- まちづくり・地域計画
- 防災まちづくり計画
- 総合計画・マスタープラン
- 川・まち一体化計画
- 緑地・緑の基本計画
- 都市施設の計画・設計
- 都市景観形成計画
- 廃棄物処理
北本市新駅関連経済効果調査
北本市がまちづくりの課題として検討している桶川・北本間新駅設置などの事業実施による財政支出と税収増加の経年比較を行い、事業実施による経済効果を検証したものです。事業効果としては、建設投資による効果と事業整備による効果の2つの効果を対象とし、それぞれの税収増加額を算定しました。
新駅整備による費用対効果の検証、建設投資による効果の算定、事業整備による効果の算定、財政支出と税収増加額の経年比較
武雄管内総合危機管理検討業務
六角川流域は、歴史的に洪水に悩まされている地域であり、今も被災経験が地域に伝承されています。当該地域における「自助」、「共助」による地域防災力を向上させるため、地域住民自らマイ防災マップや地域版防災計画書を作成する防災まちづくりワークショップを提案、支援し(5自治会)、ワークショップの結果を受けて、防災まちづくりの普及を目的とした「防災まちづくりの手引き」をとりまとめました。
その後、本手引書をもとに嘉瀬川流域(23自治会)、松浦川流域(2自治会)においても防災まちづくりが開催されており、当社はそのフォローアップ等の支援も行っています。
防災まちづくり、ハザードマップ、防災計画、ワークショップ、手引書
減災型社会の構築に向けた住まい方検討業務
地域の耐災性や災害許容性の向上のための具体的施策の一つとして、減災型の住まい方の推奨について検討を行いました。行政と個人や法人等の適切な役割分担のもと、万一、甚大な水災が発生した場合でも、被害をできるだけ軽減し災害を克服していく、地域の防災力向上のための戦略を検討したものです。
減災対策、洪水危機管理、地域水防災、まちづくり
ふるさと村船着場周辺整備実施設計
新潟ふるさと村に隣接して信濃川に設置されている水上バス船着場へのアクセス導線は、通路の幅が確保できず堤防上から船着場が見えない状況にあります。このため、舟運拠点としてより機能的な整備が望まれていため、「水の都にいがた」の根幹的機能である信濃川舟運の魅力を高め、観光客などの更なる利用増大をはかれるよう、水上バスの船着場とふるさと村施設等からのアクセス導線整備及び船着場周辺整備のため実施設計を行ったものです。
舟運拠点、船着場環境整備、サイン計画・設計、アクセス導線整備、バリアフリー坂道、シェルター
宮崎河川国道:大淀川・小丸川水害に強い地域づくり対策検討
本業務は、大淀川水系及び小丸川水系において既往最大の洪水となった平成17年台風14号出水及び全国各地で頻発する異常な豪雨に対処するため、河川改修のみなではなく、まちづくり・地域づくりや他事業との連携、ソフト的な施策などからなる水害に強い地域づくりの検討を行ったものです。
地域防災力の向上を目指し、水害に強い地域づくりを進めるため、具体的な施策や団体への支援策を実施する事を総合的に検討し、水害に強い地域づくりの戦略、基本方針等を策定したものです。
水害に強い地域づくり、防災まちづくり、出前講座用ツール、NPO法人組織との連携、地域防災連絡協議会