平成28年度表彰業務速報

平成26年度多摩川洪水氾濫情報検討業務
関東地方整備局 京浜河川事務所

多摩川、浅川、大栗川を対象に浸水解析を行い、浸水想定区域図を作成した。対象外力は、想定最大規模の降雨、治水計画の基本となる降雨、その他2降雨とした。また、排水施設の稼働条件を調査し、それを考慮した浸水解析を行い、浸水継続時間を算定した。河道特性から河岸侵食範囲を算定するとともに、家屋が無い場合の氾濫シミュレーションを実施し、流体力が木造家屋耐力を上回る範囲を算定し、両者を合わせて家屋倒壊危険ゾーンを設定した。一連の計算について、データ、時系列計算結果等を電子化するとともに、ホームページ等による情報提供ツールとして、浸水解析結果を検索表示できるビューワーシステムを作成した。