平成28年度表彰業務速報

紀の川大堰耐震照査業務
近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所

紀の川大堰の耐震照査は平成25年度に考えられる最大級の地震動として、南海トラフや中央構造線を震源とする地震動を設定し、耐震照査が行われているが国総研から最低限必要なものから段階的に実施すべきとの指摘がある。本業務ではこれらの指摘を踏まえて、紀の川大堰に求められる耐震性能を整理し、堰の機能を確保するための対策を明確にした上で今後必要な対策工を検討した。検討結果として堰の機能を確保すべき対策工は門柱と管理橋と位置づけ、これらの概略設計を実施した。