平成28年度表彰業務速報

川内川浸水想定区域図作成検討業務
九州地方整備局 川内川河川事務所

本業務は、浸水想定区域図作成マニュアル(第4版)に準拠して、浸水想定区域図作成等を行ったものである。平成28年度より運用を開始する鶴田ダム再開発後の整備計画操作ルールを組み込んだ流出解析モデルにより想定最大外力及びその他の外力について境界条件の算定を行った。また、川内川水系の流出・河道・氾濫・排水特性を反映した水系一環の浸水解析モデル(平面2次元解析)を構築し、浸水解析を行うと共に、洪水時家屋倒壊危険ゾーン(氾濫流、河岸侵食)等、防災情報の充実に資する検討を行い、公表図面の作成、既往公表資料との相違点等の対外的な説明に向けた資料作成、被害算定モデルの構築及び被害諸量の整理を行った。