平成29年度表彰業務速報

最上川下流浸水想定区域図検討業務
東北地方整備局 酒田河川国道事務所

本業務は現行の浸水想定区域図について水防法改正に伴い設定する想定最大規模降雨、計画規模降雨等による浸水解析を実施し見直しを行い、関係市町村が実践的な洪水ハザードマップを作成するための基礎情報を作成・整理するものである。解析に用いる流量は2段S−Qの流出解析モデルを構築し、被害状況については水害指標分析を実施した。また、検討結果から洪水予報観測所の受け持ち区間における浸水範囲の見直し、自治体別の危険箇所破堤時の被害想定ならびに要援護者施設、公共施設の被害状況の整理、危険箇所調書、特定区間調書の更新を行った。さらに、上流部の戸沢村を対象に避難の目安となる基準水位の検討を行った。