平成29年度表彰業務速報

平成28年度常陸川水門予備設計業務
関東地方整備局 霞ヶ浦河川事務所

本業務は、今後の常陸川水門改修に向けた最適な対応方針の検討を行ったものである。検討にあたっては、既設水門の設計諸元および既往調査検討成果を踏まえ、当該水門に必要機能と現状の課題を整理した。その上で、対応方針検討として、現況耐震補強案、上流改築案、下流改築案について比較検討を行い、上流改築案を抽出した。また、改築案の径間数とカーテンウォールの有無について比較検討を行い、6径間でカーテンウォール有の構造を最適案として抽出した。なお、ゲート形式では、2門を流量調整が可能となる2段ゲート形式を採用した。管理橋は、維持管理時における施工重機の規格および配置を考慮して、有効幅員8mの単純合成桁橋とした。