選択取水設備の主・副開度計と機側操作盤の更新詳細設計を行った。課題としてエラーによる自動解除があり、原因は主開度計検出器とロープのすべりによる誤差であった。対策として主開度計を複数案比較検討し信頼性が高く経済的な新技術の軸直接方式とした。副開度計は現場指示のみのため現行技術基準を適用し機側盤及びダムコンに開度データ伝送する方式に更新し開度情報の信頼性向上を図った。機側操作盤はダムコン最新仕様Ｈ２８．８に適合し機側盤先行更新とし、ダムコン更新時に手戻りとならないよう機器スペース確保、取合信号項目を確保した仕様とした。危機管理対策のため故障原因を追究するための記録、職員の緊急対応支援機能を加えた。