平成30年度表彰業務速報

芦田川河口堰老朽化調査業務
中国地方整備局 福山河川国道事務所

芦田川河口堰は昭和50年に本体工事が完了(築後42年)し、これまでに躯体部分のひび割れや鉄筋露出などが確認され、平成12年施工の右岸魚道にも損傷があり、平成25年度の老朽化調査では劣化の進行が懸念されている。本業務では芦田川河口堰における土木施設の老朽化調査を行い、機械設備、電気通信施設と合わせた河口堰全体の老朽化評価を行った。また、劣化の進行を各部位ごとに評価し、早急に必要な応急対策箇所や耐震対策を含めた恒久対策箇所を検討するとともに、芦田川河口堰における50年間の長寿命化計画を策定した。