令和5年度表彰業務速報

令和4年度球磨川水系河川整備計画検討等業務
九州地方整備局 八代河川国道事務所

本業務は、令和2年7月球磨川豪雨によって甚大な浸水被害を受けた球磨川水系において、令和3年12月の河川整備基本方針の変更を受けて、今後概ね30年間の事業メニューを示す河川整備計画の策定に向け、次の検討等を実施した。1.河川整備計画の検討では、今後の河川整備を行う上での基礎資料として、整備段階毎の整備メニューを整理した上で時点毎の治水安全度の評価を行うとともに、直轄管理区間における河川整備率の整理、年最大雨量・流量の整理等を実施した。2.事業評価の検討では、河川整備計画での整備メニューを踏まえ、「球磨川直轄河川改修事業」、「川辺川ダム建設事業」による費用対効果分析を実施した。3.説明資料作成・学識者懇談会等の運営支援では、令和4年6月に開催された学識者懇談会に向けた資料作成・懇談会の運営補助を行い議事録の作成を行った。また、令和4年9月に発生した台風14号に関する出水解析を実施した。整備計画で位置付けられた対策を実施した場合の水位低減効果等について検討を行って説明資料として作成した。