本業務は、河川防災ステーションの詳細設計及び地質調査、三次元点群測量、環境影響調査検討を行ったものである。河川防災ステーション設計では、災害時の作業状況や平常時の利活用を考慮した施設配置計画及び詳細設計、３次元設計、周辺に配慮した景観検討、関係機関との協議資料作成、光ケーブル移設設計、横堤対策工検討・設計を行った。景観検討では、検討結果や施工段階の留意点等を景観カルテ（設計段階）として分かりやすくとりまとめた。地質調査では、詳細設計のためのボーリング調査を４箇所、横堤対策工検討のためのサウンディング調査を３箇所実施した。三次元点群測量では、ＵＡＶレーザ測量を行い、詳細設計に活用した。環境影響調査検討では、河川水辺の国勢調査アドバイザーと協議を行い、河川防災ステーション整備に伴う環境影響を回避・低減するための調査・検討計画を策定した。横堤対策工検討・設計では、地質調査や現地踏査結果をもとに、現状評価、対策工設計を行った。対策工は石積み補強工法とした。