川内川水系における環境整備事業の事業評価検討及び協議会等の資料作成、企画運営、整備完成箇所の利用実態調査を実施するとともに、水系かわまちづくり対象地域において水辺空間の整備を推進するため整備地区の設計等を実施した。環境整備事業評価検討においては、ＣＶＭ手法にもとづくアンケート調査及び費用対効果検討を行い、事業再評価のための説明資料を作成した。協議会等の運営補助としては、京町温泉地区（５回）、湯之尾地区（３回）、天辰地区（３回）において、協議資料作成、議事録作成等を行った。京町温泉地区及び湯之尾地区においては、協議会等での意見を反映して詳細設計を行った。整備完成箇所利用実態調査については、全８地区において、河川空間利用実態調査の定点観測調査に準じた方法により、休日調査２回、平日調査１回を行った。また、湯之尾地区で開催されたカヌー競技大会について、イベント時調査を実施した。追加して、川内川流域の各種情報を取りまとめた川内川水辺空間マップ、九州地方整備局が発行している九州みずべガイドの川内川分の作成・更新等、河川水辺の国勢調査の一環として両生類・爬虫類・哺乳類調査（春季調査）を行った。