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中国の清華大学と技術交流を実施

2008年6月16日から6月20日の5日間、中国の清華大学から叢(Cong)先生と清華大学院生の馬(Ma)さんが当社の九州支店を訪れ、当社と九州大学/北九州市立大学が共同研究を行っている、中国の黄河における研究について、清華大学と当社の間で技術交流を行いました。

黄河研究の要旨

中国は、急速な経済成長を遂げており、農業・工業生産の増大や都市への人口流入は、水利用量の大幅な増加や水環境汚染などの様々な問題が深刻化している。特に、中国の大河川である黄河流域は、「黄河断流」に象徴されるような水資源不足が深刻な地域であり、今後、経済成長を持続させていくためには、水資源の有効活用が不可欠となっている。
そこで、九州大学・楠田哲也特任教授(北九州市立大学大学院教授)を代表に「黄河流域の水利用・管理の高持続性化」と題し、黄河流域における水循環、農業生産、土壌浸食、土砂輸送、汚濁負荷等を観測・モデル化を行い、将来的に黄河流域がどのような姿であるべきかを提案すべく研究を行ってきた。
なお本研究は、戦略的創造研究推進事業(CREST)として実施されたものであり、当社九州支店所属の松下正博主任技師補が研究員として参加し、研究終了後も引き続き楠田教授の下で、黄河に関する共同研究を行っております。

今回、清華大学とは黄河についての技術交流を行いましたが、今後は、この交流を多方面の技術分野に広げ、継続していく予定です。

九州支店入口にて記念撮影

黄河研究発表(当社;松下主任技師補)

天ぷらを食べながらの懇親会

叢先生の九州大学での講演の様子