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東京建設コンサルタント

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建設コンサルタントの役割

公共事業の流れ。企画立案、調査計画、設計、施工、維持管理

建設コンサルタントの成り立ち

戦前におけるわが国の社会資本の整備は、一部を除いて行政によって直接実施されてきました。しかし、戦後の社会資本整備の要求により、その事業量が急速に拡大すると、民間技術力の活用が始まりました。

このような社会的背景のもと、昭和34年1月に建設省事務次官通達「土木事業に係わる設計業務などを委託する場合の契約方式等について」が発出され、任意の事業について、原則として設計業務を行うものに施工を行わせてはならないという、「設計・施工分離の原則」が明確化されました。

これにより、設計(調査・計画・設計)は建設コンサルタント、それに基づく施工は建設会社が行うことになりました。

公共事業の流れと建設コンサルタントの役割

公共事業は、事業内容の企画立案から調査・計画、設計、施工、維持管理と流れていきます。このなかで、建設コンサルタントは「設計・施工分離の原則」に基づき、“構造物施工”、“維持修繕工事”以外の全ての分野での役割を担い、公共事業の執行にあたり、国や自治体のパートナーとして活躍しています。

当社の使命

わが国では、豪雨や台風による風水害が恒常的に発生しています。そして、地震や火山噴火による甚大な被害が予想されています。また、道路整備が進められる一方で、交通事故による被害者も絶えない状況にあります。

人命や財産を守り、“社会資本整備を通じて、国民一人ひとりが豊かで潤いのある社会を実現する”。それが当社の使命なのです。

当社の役割

建設コンサルタントは、設計業務において、事業執行を支援するパートナーとしての役割を担ってきましたが、社会的合意形成や事業執行のマネジメント等円滑な事業執行への支援や、第三者の立場から設計審査や施工管理を実施する役割も求められてきています。

また、近年では、「既存社会資本の老朽化への対応(維持管理分野)」、「情報化社会への対応(ICT分野)」、「都市・地域再生への対応(コンパクト化・観光資源化)」、「自然環境の保全と再生(生物多様性、森林緑地の保全)」などが喫緊の課題となっています。

当社は、これらのニーズに応えるために、技術開発、産官学の連携・協働、人材投資、設備投資等に積極的に取り組んでいます。