



大地震に備えて堤防の強度を検討
私の所属する関西支店技術2部では河川構造物の設計を主な業務としています。そのなかで、新入社員の私がいま取り組んでいるのが、大阪市内を流れる河川の堤防強化検討業務です。1995年の阪神大震災でも堤防が液状化して崩れた事例があり、堤防の強化は防災上の重要な課題となっています。大地震に備えて、堤防のどの部分をどのように補強したらいいか──それを知るために、地震時における堤防の地盤解析をするのが私の任務です。具体的には土の種類や強度など必要なデータをすべて入力して、コンピュータ上で地震が起きたときのシミュレーションを行い、安全性を確認します。すでに堤防の形状や地盤に関する調査結果は得られているのですが、やはり現地に行って堤防がどんな状況か、自分の目で確認することが重要です。たとえば検討区間に階段や擁壁などの構造物がある場合、それよって堤防内部の構造や透水性が変わってきます。
そうした現状を忠実に計算に反映していかないと精度の高い解析はできません。ですから現場に足を運ぶことは不可欠と考えています。
設計という仕事では、いい結果を出そうと思えば思うほど、多くの視点から問題点を検討することが求められます。先輩や上司の方々はみなさん“引き出し”をたくさんもっておられるスペシャリストばかり。ここで多くの知識を吸収して、刺激を受けながら成長していきたいと思っています。
エンドユーザーである市民のために
コンサルタントという仕事はサービス業なのでクライアント第一。納期に遅れることは絶対に許されません。また、自分たちの仕事の結果がエンドユーザーである市民の安全・安心に直結するという責任もあります。それだけに職場では、休み時間やオフタイムは和やかな雰囲気でも、仕事中は全員がそれぞれの業務に没頭していています。設計という仕事では、いい結果を出そうと思えば思うほど、多くの視点から問題点を検討することが求められます。先輩や上司の方々はみなさん“引き出し”をたくさんもっておられるスペシャリストばかり。ここで多くの知識を吸収して、刺激を受けながら成長していきたいと思っています。

