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東京建設コンサルタント

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技術トピックス

平成29年9月23日に「第30回 技術研究会」が開催されました

 当社では、全社員の技術力向上と技術開発成果の普及を目的として、年に一度本社ビルにおいて技術研究会を開催しており、この研究会も今年で30回目の開催となりました。
 技術研究会には、全国から若手技術者を含む社員が参加し、各分野から選定された今日的な課題18テーマ、技術開発成果1テーマについて分科会形式で討議が行われました。また、論文集に92編(河川(計画・施設)部門50編、道路11編、環境他31編)が掲載されました。
 さらに本社ビルエントランス広場では、グループ会社共催のもとオリジナル計測機器の展示、実演会を開催しました。


★第30回社内技術研究発表論文タイトル一覧: こちらをクリック

講演会の開催

講演会の様子(講師NEC)

講演会の様子(講師NEC)

会場の様子(TV会議も含め約200名聴講)

会場の様子(TV会議も含め約200名聴講))

 技術研究会では毎年講演会を開催しております。今回はNECの未来都市づくり推進本部から飯塚光正氏・知久慎太郎氏、スマートインフラ事業部から戸嶋公徳氏をお招きし、「社会インフラに対する取り組みについて-NECの考える『国土メタデータ構想』-」と題してご講演いただきました。
 講演会では、i-Constructionの各種データは、気象やプローブ情報などと組合せることで、建設現場の生産性向上に留まらず都市計画・開発や防災、交通対策など、官民で広く活用できる有益な情報となること、これを実現するために、国土保全・強靭化、都市空間等における民間ビジネス創出に資する官民データ活用推進の取組として、NECが考える「国土メタデータ構想」について説明していただきました。
 i-Constructionの推進によるICT化で、現場の生産性向上を図るだけでなく、『幅広い官民データの連携・活用』により社会インフラの課題の解決を図ることができ、そのためにはオープンなIoTプラットフォームの実現が必要なこと、またそれが第3のビジネスの誕生を促進する効果があることなどもお話しいただきました。
 i-Construction政策を狭い意味で捉えがちな我々にとってその先の広い世界を見せていただいた話題で、200名を超える参加者は講師のお話に熱心に聞き入っていました。

分科会による討議

かわまちづくりの今後の展開

かわまちづくりの今後の展開

 分科会では最近の技術や話題となっている分野から選定された18テーマ、技術開発成果1テーマについて各会場に分かれ討議が行われました。
 (1) 河川におけるモニタリング技術の活用
 (2) 災害に強い道路設計のあり方
 (3) かわまちづくりの今後の展開
等の様々なテーマについて技術報告及び技術的課題と今後の方向性等について幅広く議論し、活発な討議が行われました。

計測機器の展示、実演会

計測機器の展示、実演会

河川構造分野におけるCIMの活用と取り組み

河川構造分野におけるCIMの活用と取り組み