湧水ワンドの保全・再生及び礫河原の再生を目的とし、荒川自然再生計画書に基づきモニタリングを行い、整備箇所の環境の健全性を定量的に評価した。モニタリングでは、生物多様性、湧水機能、水質（日変化・季節変化）、重要種トミヨの再生産に着目したほか、湧水ワンド内とその周辺の植物、両生類、昆虫類、鳥類などの出現状況についても調査を行った。また、河畔林や湧水ワンド内の堆積土砂及びコカナダモ等の外来水生植物に対する維持管理方針を検討した。