川づくり

東北地方整備局 北上川下流河川事務所
北上川下流魚道調査検討業務【事務所長表彰】イメージ

東北地方整備局 北上川下流河川事務所
北上川下流魚道調査検討業務【事務所長表彰】

北上川と旧北上川を分派する放水路事業の一環として、昭和7年に建設された鴇波洗堰は当初から魚道が設置されていたが、河床低下により落差が生じ魚の遡上が困難となっていた。遡上環境の改善は「魚がすみやすい川づくり」の一環として、歴史的な構造物に影響を与えないよう、鴇波洗堰を迂回する緩勾配式魚道を計画し、整備後は効果把握のモニタリングを実施した。魚道機能は、遡上調査のほか標識アユ放流による行動追跡や、堰下流流況のPIV流況画像解析など、立案・実施した様々な調査の結果を総合的に分析して評価した。