河川施設

九州地方整備局 遠賀川河川事務所
 新日鐵堰修正設計(全建賞)イメージ

九州地方整備局 遠賀川河川事務所
新日鐵堰修正設計(全建賞)

本堰は、「特定構造物改築事業」として、平成21年度に事業着手し、平成30年度に完成。
設計段階で、「河川管理施設等構造令(以下、構造令)」に準拠した径間長の場合、これまでの転倒ゲートの施工実績を超え、製造能力を逸脱することが課題となり、模型実験業務と連携し、「構造令」と同等以上の機能が確保できる径間長の縮小間隔と堰柱形状の工夫を行うことで、大臣特認申請により構造が認められた。また、堆砂しにくいゲート構造を提案したことで維持管理の確実性や容易性を確保し、経済性にも優れた構造とすることができた。