河川施設

岩手県
普代水門詳細設計イメージ

岩手県
普代水門詳細設計

普代水門は岩手県下閉伊郡普代村を流れる普代川の河口(宇留部)に建設された防潮水門で、昭和48年度に岩手県の発注により当社が詳細設計を行った施設です。普代村では明治29年に発生した「明治三陸沖地震津波」で多くの犠牲者が出たことを踏まえ、それと同程度の津波から村を守れるように設計条件が決められました。平成23年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」では、水門機能が発揮され住宅地への津波の遡上を防止し、死者の発生はなく津波被害の軽減に大きく寄与したことから、「奇跡の水門」と呼ばれています。