砂防施設

熊本県 阿蘇地域振興局
坂梨地区県単砂防調査(災害関連緊急砂防測量設計)委託

設計対象である坂梨流域は熊本県阿蘇市一の宮町坂梨に位置し、白川水系宮川支川に流入する流域面積０．０９ｋｍ２の流域である。設計した砂防堰堤は、掘削土砂など建設発生土を利用したソイルセメント工法を用いた構造（ＳＢウォール構造）とし、施工においては全国初の砂防ソイルセメント集中プラント方式の採用により品質向上、工期短縮、コスト縮減を達成した。また火山灰が厚く堆積する地盤対策としてはＩＮＳＥＭ材による置き換え工法を採用した。