自然災害予測モデルの開発

関東地方整備局 利根川上流河川事務所
H30八斗島観測調査検討業務イメージ

関東地方整備局 利根川上流河川事務所
H30八斗島観測調査検討業務

人工知能AI技術の進展により、河川分野においてもAIの活用が進められている。本業務では、河川の水位予測問題に適用実績のあるMulti-Layer-Perceptron(MLP)を採用し、過去の洪水時における水位データを学習データとして予測モデルを構築した。利根川栗橋地点でのシミュレーション結果は、従来の重回帰モデルと比べて予測精度に向上がみられた。また、洪水時の水防体制移行の判断に活用するため、水防団待機水位付近の洪水も含めた水位予測精度検証、システム改良を実施した。