水理模型実験

中部地方整備局 沼津河川国道事務所
富士海岸沿岸侵食対策検討業務イメージ

中部地方整備局 沼津河川国道事務所
富士海岸沿岸侵食対策検討業務

富士工区の元富士樋管は、慢性的に閉塞問題が生じており、漂砂上手側への突堤の設置や吐口のセットバック等の対策を行ってきたが、抜本的な対策に至っていない。平成24年以降、突堤を延伸したことにより、樋管吐口部の維持掘削回数は一時的に減少したものの、現地では樋管前の土砂堆積が進行しており、閉塞対策の立案が急務となっている。本実験では、「富士海岸保全検討委員会」で絞り込まれた閉塞対策4案について水理模型実験により効果評価を行った。実験は国土技術政策総合研究所の平面実験水槽を用いて実施した。