令和元年度表彰業務速報

平成30年度 沼津維持構造物点検業務
中部地方整備局 沼津河川国道事務所

本業務は、道路施設の損傷及び変状を早期に発見し、安全で円滑な交通を確保するとともに、沿道や第三者への被害の防止を図り、効率的な維持管理に必要な基礎資料を得るため、道路施設の状況等を確認するものである。点検対象範囲は、沼津国道維持出張所管内における東駿河湾環状道路、国道1号、国道246号が対象であり、各点検要領に基づき、定期巡回(歩道)、構造物点検、舗装点検、トンネル点検、道路土工構造物点検、緊急点検を実施した。構造物点検は、擁壁、標識、門型標識、照明、門型情報板、遮音施設、横断函渠、地下横断歩道、大型カルバート、横断歩道橋が対象である。門型標識及び横断歩道橋については、交通量が多い路線のため夜間点検とした。舗装点検の手法は、目視を基本としつつ、路面性状自動測定装置の計測車両を使用し、ひび割れ、わだち掘れ、IRIを測定した。緊急点検は、国道1号を横断する隧道について、健全度及び損傷を把握するとともに点検結果を所定の様式に記録した。また、天城北道路の梶山川函渠の袖擁壁4箇所について、健全度及び損傷を把握するとともに点検結果を記録した。