本業務は、ダム等管理フォローアップ制度に基づき、白川ダム、寒河江ダムを対象として、定期報告書を作成するとともに、長井ダムを加えた３ダムの年次報告書を作成した。定期報告書は、平成２６年から平成３０年を対象として、洪水調節、利水補給、堆砂、水質、生物、水源地域動態等について、分析・評価を行った。白川ダムは、平成３０年渇水時の状況と対応策の効果、水質のカビ臭対策の効果、近年の水質変化傾向など、寒河江ダムでは、平成３０年渇水時の状況と対応策の効果、濁水長期化対策などを中心にとりまとめた。定期報告書は概要版を作成し、東北地方ダム管理フォローアップ委員会へ諮った。年次報告書は、３ダムを対象に平成３０年を中心として、過去からの変化も含めて、洪水調節、利水補給、堆砂、水質、生物、水源地域動態、地域の意見等をとりまとめた。また、白川ダム、寒河江ダムを対象に水源地域ビジョン推進会議事務局に対して地域活性化に関する活動状況、現在のダムとの係わり方等についてヒアリングを実施した。