令和3年度表彰業務速報

令和2年度 浜松管内電線共同溝詳細設計業務
中部地方整備局 浜松河川国道事務所

本業務は、国道1号浜松バイパスのうち、長鶴交差点〜福塚交差点までの道路延長5.3kmの区間において、電線共同溝の詳細設計、詳細修正設計、予備検討を実施するとともに、1.7km区間において地上レーザー測量を実施した。電線共同溝の設計では、関連事業者の参画意向調査、参画事業者の配線計画を確認した上で、参画事業者と調整を図りながら電線共同溝設計を実施した。設計区間の官民境界部には深い側溝があり、引き込みの深さが課題となる中で、道路管理者と参画事業者との合同現地立会いを実施し、側溝上部の余裕高部分を貫通させる方針で合意した。これにより管路全体を浅くすることができ、コスト縮減となった。埋設深さの見直しや基準の改定に対して既往詳細設計の修正が必要な区間は、詳細修正設計を実施し、今後歩道の改築が想定される区間では予備検討までの設計に留めた。また設計のベース図面となる地形図については、地上レーザー測量を実施し、測量成果の点群データをサーフェイス処理し、平面・縦断・横断地形を作成した。