本業務では、筑後川水系の現況流下能力等の基礎資料を整理した上で、今後の河川整備の推進に向けた事業効果の検討等の検討をおこなった。また、河川整備基本方針・河川整備計画の変更を見据え、気候変動の影響を考慮した支川佐田川、花月川、城原川における治水計画の検討、河川整備計画変更に関する検討を行うとともに、花月川豆田地区の整備に向けた川づくり協議会の運営支援を行った。さらに、令和２年７月洪水を受けて、出水データの整理、ダムによる水位低減効果の算定等の検討を行った。本業務での検討項目は以下のとおりである。１．現況河道流下能力の更新、２．事業実施前後の不等流計算による事業効果の検討、３．筑後川水系治水計画の検討、４．河川整備計画の変更に関する検討、５．学識者懇談会の運営支援、６．花月川川づくり協議会等運営支援、７．三川分派区間低水流況調査、８．金丸川総合内水対策事業に関する検討、９．筑後川の流入支川の現状の把握、１０．城島地区堤防整備設計、１１．令和２年７月出水に関する検討