令和6年度表彰業務速報
宮古地区道路補足設計業務
東北地方整備局 三陸国道事務所
本業務は、宮古盛岡横断道路(田鎖蟇目道路)改築事業の一環として、岩手県宮古市老木〜岩手県宮古市蟇目地内において、道路詳細設計等を行ったものである。道路予備修正設計(B)では、蟇目IC整備に伴う国道106号付替計画について、閉伊川堤防と河川計画を反映する設計を実施した。また、蟇目ICAランプにおいて、通信事業者施設計画を回避するための道路修正検討を実施した。道路詳細設計(A)は牛伏ICのアクセス道路となる市道牛伏線の付替道路について、宮古市の市道将来整備計画や交通量からの道路規格の適合性の再評価を踏まえた道路設計を実施した。また老木地区の本線盛土について、函渠の即時沈下対策としてのプレロード盛土計画を実施した。一般構造物詳細設計では、蟇目ICで付け替えとなる一般道(国道106号)と本線が立体交差する箇所において、函渠工詳細設計および仮設土留設計を行った。また、牛伏ICで付け替えとなる市道牛伏線と本線が立体交差する箇所において、函渠工詳細設計および補強土壁設計を行った。護岸詳細設計では、蟇目ICにおける国道106号付替道路の河川占用によって必要となる二級河川閉伊川の護岸設計を実施した。