令和6年度表彰業務速報
R3・4荒川中流部改修検討及び築堤設計業務
関東地方整備局 荒川上流河川事務所
本業務は荒川中流部における早期の効果発現を考慮した築堤整備手法の検討(検討条件の整理、築堤整備手法の検討(左右岸)、BIM/CIMを活用した説明資料作成)、計画高、堤防施工断面形状の変更を考慮し、左岸の緊急性の高い2箇所(計1.26km)の築堤詳細設計、右岸の築堤修正設計(4.4km)の他、関係機関協議資料の作成を行った。平方新田地区低水護岸安定性検討では、既設低水護岸について築堤による荷重増加と河床変動の影響を考慮した安全性確認を行った。平方地区修正設計(370m)では、新たな地質調査結果を反映した修正設計を行い、地元の河川空間利用を考慮した階段護岸を設計した。小堤修正設計では、本堤整備までの暫定堤防詳細設計の他、小堤設置に伴う施工時の低水河岸部の安定性確保を目的とした地盤改良工の設計を行った。小堤崩壊部低水護岸修正設計では、施工中区間の地下水と表面水の排水対策を含めた修正設計を行った。平方地区かわまちづくり検討では、自治体の協議会等に参加し、関係機関協議資料を作成した。かわまちづくり計画の登録・申請の基礎資料となるかわまちづくり計画(素案)の作成、パース及びスケッチを作成した。