筑後川河川事務所管内の河川維持管理を適切・適正に実施することを目的とし、河川管理施設の状態や河道の状況、近年の出水傾向などを踏まえて、治水上の機能確保に必要な対応を適切に実施するための検討を行うもので、「河川の状態把握等」「維持管理を踏まえた河道状況の把握」を行った。河道状況の把握においては管内７出張所に対してヒアリング調査を行い、河川管理者との情報共有を図り、効率的・効果的に現地状況を把握し、２３箇所を要注意箇所とし、「河道カルテ」を作成し、対象箇所選定理由となった「インパクト」及び経年変化を「レスポンス」として整理すると共に、今後の継続的な河道管理に必要な課題・懸念事項を簡潔に記載した。また、河道管理重点シート１０箇所について斜め写真と重ね合わせ横断図を最新版に更新した。