令和6年度表彰業務速報

令和5年度 筑後川水系治水計画等検討業務
九州地方整備局 筑後川河川事務所

本業務では、1)河川事業の効果検証について近年の改修工事を反映した現況可河道の流下能力を算定した。更に現況橋梁や堤防前出しよる影響等に関する検討を行った。2)昨年度成果を基にアンサンブル降雨による降雨パターンの確認等を行い基本高水のピーク流量の精査を行った。また、支川の計画降雨継続時間について、数ケースで検討を行い継続時間9時間が妥当であることを確認した。さらに気候変動後の外力を対象として必要ポンプ排水量を算定し、内水計画検討も行った。4)河道における流下能力の限界性を確認するとともにダム等による洪水調節計画の検討を行い、計画高水流量の設定を行った。5)河道特性の見直し及び粗度係数の検討等の現況河道諸元の設定を行った。その諸元を基に前述の計画高水流量が安全に流下可能となる計画河道の検討及び将来における安定性について確認を行った。令和5年7月に発生下洪水を対象に、出水概要の作成補助や、巨瀬川緊急対策特定調書作成のための費用対効果分析等を実施した。