令和6年度表彰業務速報
令和4年度遠賀川水系河道管理検討外業務
九州地方整備局 遠賀川河川事務所
本業務は、遠賀川水系の河道管理の為、既存の河道管理基本シートの更新や要注意箇所の再抽出、三次元河川管内図の応用モデル作成を行った。また、穂波川護岸被災箇所の三次元点群測量および被災検証、要注意箇所の抽出方法検討を行った。河川維持目標流量は、近年の改修を反映した流下能力や整備計画目標規模等を勘案して設定した。樹木調査は、現地調査を行い樹木高や繁茂範囲等を計測した。河道管理基本シート更新は、最新の横断測量や樹木調査結果を反映した。要注意箇所抽出は、河道管理基本シートや三次元河川管内図より抽出し、評価を行った。要注意箇所別シート更新は、概要や航空写真、横断重ね合わせ図等を反映した。三次元河川管内図の作成は、調査、設計、施工、維持管理の各段階の活用方法を検討し、応用モデルとして河川環境情報図モデル、地層情報図モデル、低水護岸モデルを作成した。職員を対象に三次元河川管内図の操作説明会を1回行った。穂波川護岸被災箇所の点群測量・被災検証および要注意箇所の抽出方法検討は、河道状況をUAVグリーンレーザ計測で把握し、被災のメカニズムを検証し、定期横断測線間の要注意箇所の抽出方法を提案した。