令和7年度表彰業務速報

令和5・6年度 緑川水系治水計画検討業務
九州地方整備局 熊本河川国道事務所

本業務は、平成25年1月策定の緑川水系河川整備計画について、近年の治水計画の考え方の転換や社会情勢等の変化を踏まえ、河川整備計画変更に向けた各種検討を行ったものである。具体的な検討内容は以下のとおり。緑川治水計画関連調査として、令和5年度末の河道を対象に、現況流下能力検討及び河道管理シートの更新を行った。河川整備計画(変更)に係る技術的検討として、(1)整備計画目標流量の検討、(2)洪水調節計画検討(緑川ダム操作ルール変更、新規遊水地整備)、(3)整備計画河道の検討(河道掘削、固定堰の改築)、(4)河川環境管理シ−トの作成、(5)水害リスク評価等の検討、(6)費用対効果検討、(7)計画変更に係る参考検討(竜野川合流点処理の検討、高田堰周辺掘削形状の検討、緑川ダムの操作ルール変更による超過洪水等への影響検討)また、河川整備計画(変更)関連資料作成として、(1)河道技術会議、関係機関協議資料作成、(2)学識者懇談会、公聴会の運営補助、(3)河川整備計画(変更原案)、(変更案)、(変更)の作成を行った。本業務履行期間中である令和6年6月に変更原案、令和6年11月に変更案が公表された。