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東京建設コンサルタント

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北京市水務局との技術交流を実施

中国側メンバーと記念撮影

 北京市水務局・水利企画設計研究院のメンバー6名が2008年11月25日から11月29日の5日間にかけ当社東京本社を訪れ、当社の社員と共に技術交流会を行い、親睦を深めました。  北京市水務局は、北京市の水資源管理、河川、上下水等、水行政のすべてを統括する市行政部門であり、水利企画設計研究院はその直属機関です。  この技術交流会は2005年度にスタートし、今年で4年目となります。

 中国側参加メンバーは北京市水務局の所長を団長に、水利企画設計研究院の技術者5名から成り、水資源、河川、下水等の水分野のエキスパートです。技術セミナーでは、中国側から北京市の上水・下水道事業、河道整備事業をテーマにしたプレゼンテーションが行われました。
 特に注目を集めている南水北調プロジェクトについては、最新の情報が報告されました。当社からは、環境保全対策、都市の浸水対策、構造物の耐震設計、地下利用の洪水対策などについて事例を紹介しました。


技術プレゼンテーションの様子
 それぞれのプレゼンテーションは最新の技術情報を盛り込んだ内容であり、参加した技術者はプレゼンに熱心に耳を傾けると共に、白熱した質疑応答が展開されました。
 また、技術セミナーに引き続いて、今後の技術交流のあり方・取り組みについて意見交換を行いました。今後とも技術交流を継続し、相互の協力関係を強化することを確認しました。


越谷レイクタウンでの視察の様子
 また、当社が計画・設計した大プロジェクトの現地視察を実施しました。都市開発と洪水対策が融合した越谷レイクタウン・大相模調節池、大規模洪水対策事業として知られる荒川の第1調節池および首都圏外郭放水路の施設(排水機場・調圧水槽)を見学しました。中国側メンバーは、施設の規模およびその高度な技術に興味を示すと共に、施設が一般市民に広く親しまれていることを高く評価していました。

 当社と北京市水務局・水利企画設計研究院との技術交流は4年目を迎え、既に定例行事として定着しています。今後ともこれを継続し、良好な関係を維持していきたいと考えています。