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東京建設コンサルタント

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技術トピックス

平成18年9月17日に「第19回 技術研究会」が開催されました

当社は、全社員の技術力向上を目的として、毎年、技術研究会を開催しており、今年で19回目になります。今年の技術研究会は9月に新築された本社ビルにおいて開催され、全国から若手を含む約150名の技術系社員が参加しました。
技術研究会は、テーマ毎に11会場に分かれた分科会形式での討議と、群馬大学工学部の片田敏孝教授をお招きし「今、日本の防災に求められること」と題した講演会の2部構成で行いました。



各分科会では、技術開発プロジェクト成果および最新技術や今後必要とされる技術や話題から選定した「津波、都市水害など近年社会的に問題となっている課題や、構造物の耐震・耐浸透技術、最新の道路管理・都市交通施策、巨大災害の防災」等、各テーマについて技術報告および技術的課題と今後の方向性等について議論を展開し、活発な討議が行なわれました。

講演会では、地域防災力の高い社会の必要性や「内部観察」、「正常化の偏見」、「認知的不協和」といった防災・減災に関する最新の話題が紹介され、災害総合シナリオシミュレータを用いた津波防災の事例やハザードマップに関する問題提示も行われました。また、防災政策転換期の今、建設コンサルタントには、専門家として行政と住民の間に立つことが求められることを、力を込めて話されました。講演会に参加した約100名の社員全員が、片田教授の迫力ある話に真剣に聞き入り、また、活発な質疑応答が行われました。