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東京建設コンサルタント

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技術トピックス

第10回世界水フォーラムに参加しました。

 5月20日から25日までインドネシア国バリで開催された第10回世界水フォーラムに当社社員が参加し、我が国の水管理に関する取り組みの議論への参画や世界の水問題の情報収集を行いました。

開会式の様子

開会式の様子

ハイレベル分科会の様子

ハイレベル分科会の様子

 今回で、第10回となる世界水フォーラムは、世界水会議(WWC)がインドネシア政府と共催して、「Water for Shared Prosperity(繁栄を共有するための水)」をテーマに、各国の首脳級も含めて、160か国から約2万人の参加があり、279の分科会で水に関する防災・資源・衛生・環境・統治等の様々な分野において各国の課題解決に向けた議論が展開されました。
 また、展示会においては、254の展示に約6万4千人が訪れ、世界の水に関する最新技術・動向が紹介されました。

 開会式では、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領を始め各国首脳級が参加し、スペースX社のイーロン・マスク氏も参加して、盛大に執り行われました。WWC のフォーション会長は参加者を平和的に戦う「世界の水の戦士」と例え、特に、未来を担う若い参加者に行動と協力を呼びかけました。

プレゼンテーション・討議

 当社環境防災本部岡積執行役員は、①気候変動下での統合水資源管理、②水インフラの強靭化、③賢明な水インフラ投資 の3つの分科会においてパネラーとして参加し、我が国の水資源分野の安全保障への変遷、水資源開発計画の近年の見直し動向、今後の気候変動に伴う降雨傾向及び水需要の変化への対応等について発表するとともに、討議を行いました。

岡積執行役員のプレゼン

岡積執行役員のプレゼン

討議の様子

討議の様子

 インドネシアは人口増加・経済発展が著しく、外務省及び国土交通省が我が国の水インフラ技術の海外展開の最大のターゲット国と位置付け、積極発信がされており、国土交通省河川計画課国際室、水資源部を始めとする我が国からの発信情報の動向も把握できました。
 当社は、日本水フォーラムを通じて、日本を含めた世界の水問題に取り組んでいます。

分科会、展示会、閉会式の様子