Design for

Next

Age

東京建設コンサルタント

ホーム > 企業概要 > 事業方針 > 「第39回 技術研究会」が開催されました。

技術トピックス

「第39回 技術研究会」が開催されました。

 当社では、全社員の技術力向上と技術開発成果の普及を目的として、毎年技術研究会を開催しており、今回は学識者講演会、特定テーマに関する討議会、技術論文の発表及び審査を行いました。

学識者講演会(令和8年9月9日開催)

 今回は、京都大学名誉教授である中北英一先生をお招きし、「気候変動が豪雨に与える影響と適応」をテーマに、講演をしていただきました。
 気候変動が台風・梅雨・ゲリラ豪雨などの雨の降り方に及ぼす変化と影響について説明され、科学的に自然災害の頻発化や激甚化に対する定量評価ができるようになっていること、豪雨への影響が将来益々深刻となることが明らかとなっていることを述べられました。リスク増大に対する適応策と緩和策の重要性などについて紹介され、既に気候変動の影響は出ており、適応策が早急に実施される必要性のあることを強調されていました。
 気候変動リスク対応を進めるには行政機関と研究者が協働しながら、適応を図っていく必要があることや、災害リスクを考慮したまちづくりが今後重要になっていくと語られました。また、ゲリラ豪雨の早期探知・予測に対するXバンドMPレーダーの有用性やレーダー雨量情報に基づく防災システムの高度化の例などを紹介していただきました。
 本社会場に約40名、各支社等でWEB視聴された方を含めると、河川・砂防・環境防災、河川構造・流域施設、道路・交通等様々な専門分野の社員、200名以上が参加しました。それぞれの話題毎に質疑・応答や議論などが行われました。

中北英一先生による講演の様子

中北英一先生による講演の様子

質疑応答の様子

質疑応答の様子

討議会(令和8年9月5日開催)

 以下の特定テーマ毎に座長及びパネラー他、参加者を対面とし、さらにWEB配信を用いたハイブリッド形式で開催をされました。

  • 環境定量目標を踏まえた今後の多自然川づくり
    ~河川環境と計画・設計・施工・維持管理の連携~
  • 既設橋や河川施設における耐災害性強化について
  • 道路の法面・盛土の土砂災害防止対策
  • ダム管理に関する近年の取組について
  • 上中流部の氾濫を考慮した治水計画のあり方について
  • インフラ分野におけるDXの活用技術について
  • 既設構造物における改築・改造の設計・施工技術
  • 環境調査に関する事例紹介と今後の課題
  • 3次元空間・可視化とSRS等の最新インフラ利活⽤・応用との連携
  • 地域防災力の向上に資する水害リスクマップ等や流域水害対策の検討における
    最新の事例および展望について
  • PDCA型の河道の維持管理技術について
  • ビッグデータとインフラを融合した交通需要・交通流の分析や対策立案・効果評価
  • 機電情報通信設備の維持管理高度化・老朽化対策に対する河川計画、河川施設との関連
  • i-Construction2.0に対応した3次元データ・3次元空間の活用や
    BIM/CIMの更なる推進・環境整備に向けた取り組み

 各支社の多くの技術者が参加すると共に、熱心に討議や情報交換が行われました。技術を実務へ反映する方策、今後必要な技術開発や技術力向上のテーマ抽出や今後の方針へのインプットをとりまとめました。

討議会の様子:大会場

討議会の様子:大会場

討議会の様子:小会場

討議会の様子:小会場

論文発表審査会(令和8年9月30日開催)

論文発表審査会の様子

論文発表審査会の様子

 論文集に投稿された95編から選ばれた8編について論文発表審査会を行い、若手技術者6名が表彰されました。

★第39回社内技術研究発表論文タイトル一覧