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東京建設コンサルタント

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技術トピックス

平成26年9月20日に「第27回技術研究会」が開催されました。

 当社では、全社員の技術力向上と開発技術の普及を目的として、年に一度本社ビルにおいて技術研究会を開催しております。この研究会も今年で27 回目の開催となりました。
 技術研究会では全国から若手技術者を含む社員が参加し、各分野から選定された今日的な課題等15 テーマについて分科会形式で討議が行われました。また、論文集(指定課題・自由課題)には93編(河川計画、施設部門56編、道路部門11編、環境他部門26編)が掲載されました。
 さらに本社ビルエントランス広場では、グループ会社共催のもとオリジナル計測機器の展示、実演会を開催しました。

■第27回社内技術研究発表論文タイトル一覧はこちら

講演会の開催

 技術研究会では毎年講演会を開催しており、今回は元国土交通事務次官佐藤直良様をお招きし、「今後の建設生産システムと建設コンサルタントの役割」と題してご講演いただきました。
 講演会では、今後の建設生産システムの背景として、(1)財政問題、人口動態等の世の中の動き、(2)建設を取り巻く社会の変化として、オープンデータ、製造物責任等、消費者重視の時代への動き、(3)これからの建設の世界として、維持管理の時代と社会資本の高付加価値化、等についてお話いただき、最後に今後の建設生産システムと建設コンサルタントの役割として、CIMやイノベーション、建設関連業から国土管理業へというお話をされました。
 180名を超える参加者は佐藤講師のお話に熱心に聞き入っていました。

講演会の様子(佐藤直良講師)

講演会の様子(佐藤直良講師)

熱心に聴講する社員

熱心に聴講する社員

分科会による討議

河川情報データベースの活用に向けて

河川情報データベースの活用に向けて

 分科会では最近の技術や話題となっている分野から選定された、15の特定テーマについて各会場に分かれ討議が行われました。(1)河川構造物の延命化対策及びストックの有効活用について、(2)河道管理・総合土砂管理、(3)CIM の現状と我が社の取り組み、等の様々なテーマについて、技術報告及び技術的課題と今後の方向性等について幅広く議論し、活発な討議が行われました。

分科会(道路施設点検ツールの開発)

道路施設点検ツールの開発

測器展示会の様子

計測機器展示会の様子