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東京建設コンサルタント

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社員インタビュー

10 海と向き合い、未来を守るカタチを描く

海と向き合い、未来を守るカタチを描く

海への興味が導いた道

大学では水産学部に所属し、砂浜の生態系について研究していました。砂浜は波や砂の大きさといった様々な要因によって形成され、そこには多様な生物が生息しています。静穏時や高波浪時などその時々によって形を変え、様々な姿を見せてくれることに魅力を感じました。フィールドワーク中、海岸のコンクリート構造物を目にする機会が多く、それらが生態系にどのような影響を与えているのか関心を持つようになりました。防護主体となりがちな構造物と生態系との共存を考えた計画づくりができないか——その思いがきっかけで、海岸保全に関わる仕事を志しました。入社の決め手は、大学の研究室を通じて出会った先輩社員の存在です。海への情熱と専門知識の深さ、そして市民にもわかりやすく説明する姿勢に強く惹かれ、「この人のもとで学びたい」と感じて入社を決意しました。

波を読み、海岸を守る

現在は海岸分野で、離岸堤などの構造物設計や構造物の長寿命化計画策定、海岸侵食対策に携わっています。離岸堤の詳細設計業務では、波の力や方向に応じた安定性を検討し、構造設計を実施しています。波浪計で観測されたデータを基に設計に用いる外力を算定し、波当たりが強い海岸ではコンクリートブロックが転がりにくい形状を採用するなど、地域特性に応じた壊れにくい工夫を行います。長寿命化業務では、既存施設の劣化状況を調べ、長期的な修繕計画を立案します。印象に残っているのは、宮崎県の海岸侵食対策業務です。市民と意見交換を行い、生態系や景観への懸念を踏まえつつ、被害を減らす構造を共に考える場をつくりました。また、ドローンで撮影したデータを3Dモデル化し、設計案を視覚的にわかりやすく提示。市民や発注者から高い評価を得たことが自信につながりました。職場は互いの意見を尊重する文化があり、興味のある分野にも積極的に挑戦させてもらえます。チューター制度で他支社の先輩からドローン技術や3Dモデリングを学べるなど、学びの機会が多い環境です。

今後の目標

先輩方の背中を追いながら、より幅広い知識を身につけたいと考えています。ドローンや3D技術など新しい手法を活用し、効率的で環境に優しい海岸設計を実現していきたい。気候変動で海面上昇や波の外力が強まることが想定されるなか、地域住民と協力し、生態系や海岸利用者への配慮を忘れない計画・構造物づくりを続けていくことが目標です。新しいことを吸収し続けられるこの環境が、自分にとっての楽しさであり原動力。海と向き合いながら、未来へつながる「守るカタチ」を描き続けたいと思います。

鈴木 翔太
鈴木 翔太
海岸・海洋事業本部 海岸・海洋第二部
技師
(2020年入社)

業務概要

海岸侵食対策や海岸保全施設の設計等の業務を担当。設計業務では、波浪から海岸背後地や砂浜を防護する機能を持つ離岸堤の詳細設計を実施。また、施設の長寿命化計画に係る調査・点検・評価にも携わっている。