
本社事業本部 IT事業部
主任技師
主任技師
太田垣 暁
岡山大学理学部数学科卒
河川情報を扱う国の研究機関に出向し、
中枢システムに携わった経験を今に活かす
私は理学部数学科出身で、建設コンサルタント業界とは少し遠い世界にいましたが、偶然見た就職情報誌で東京建設コンサルタントを知りました。まず勤務地や待遇面に惹かれ、その後会社を訪問して、建設コンサルタント業務の奥深さや社会的責任の大きさに魅力を感じて志望しました。入社してからの7年間は、関西本社の河川計画部門で河道計画・氾濫解析の業務に携わっていましたが、2002年に河川情報を取り扱う国の研究機関に出向し、日本の河川情報の中枢システムの企画・設計に携わりました。2008年に、培った知識と出向先での経験を活かせるIT事業部に異動し、現在は河川防災システムの企画・設計・開発業務を行っています。
IT事業部は、河川管理や道路管理の支援システム、防災支援システムなど、最新の情報通信技術を応用した情報ネットワークシステムを提案し、設計・構築まで行っている部署で、私はシステム開発の上流部分に携わり、社内のソフトウェア技術者と協力して、システムを構築します。現在は、リアルタイムの観測データや降水量予測をもとに、水位上昇量を予測するシステムや、携帯電話やデジタル放送への河川防災情報提供システムの開発を担当しています。
河川水理解析のプロとの連携も刺激的
真にクリエイティブな仕事がある
印象に残っているのは、数年前にある河川で洪水が発生した時のこと。避難や水防活動といった初動が遅れ、河川の増水により集落が孤立してしまいました。そこで、当社が浸水区域を予測するシステムの開発を担当することに。当時、浸水範囲をリアルタイムで予測するシステムは全国的にも運用されている実績はありませんでした。前例のないシステムを短い工期で開発したことをクライアントから評価してもらった時は、達成感がありましたね。また、河川情報系のシステムはこれまで大手電機メーカーやシステムベンダーが構築してきたのですが、当社では河川全般のノウハウを持つ視点でシステムのあるべき姿を提案することができ、クライアントのニーズに応えていくことに大きなやりがいを感じます。
当社には河川計画・水理解析における屈指の技術者が多数在籍していることも誇りです。そうしたスペシャリストが在籍する河川計画部門と連携し、より高度なシステムの実現方法を議論している時は刺激に満ちて楽しいものです。常に最新技術の情報収集に努め、システムの改良や機能拡張の提案材料になるものはないかを探っています。今後もクライアントやユーザーの立場に立って人的資源の省力化や情報提供の高速化など様々なニーズに応えていきたいと思います。
当社は30代の中堅社員でも責任あるポストに任命しています。若手社員も活発に自分の意見を出せる社風があり、会議でも意見が採用されることが多くあります。ベテラン技術者の経験と若手社員の柔軟な発想がミックスした時に斬新で高度なものが生まれると感じますね。
当社は土木系以外にも、機械や電気、情報系などの出身者も活躍できる多彩なフィールドがあります。

