自然環境、生活環境のモニタリングを行い、環境の保全と創出のための基礎資料とします。環境分析センターでは、ICP質量分析装置、液体クロマトグラフタンデム型質量分析装置、イオンクロマトグラフ、レーザー回折粒子径分布測定装置、ゲルマニウム 半導体検出器など、最新の計測機器を備えて、水質・底質・土壌の調査・分析、水生生物・微生物等の生物試験、動植物プランクトンの顕微鏡観察、土壌汚染、地下水汚染の分析、放射性物質の測定や藻類培養試験、溶出試験、濁水沈降試験等の室内実験を行っています。また、公共工事に伴う生活環境に係る低周波音、騒音、振動、大気汚染や水中音等の監視も行います
近年、多発する豪雨による洪水流を観測するために、ICTやIoTによる各種モニタリングシステムの開発を行い、水位・流速、土砂移動量等を観測し現象の把握を行います。また、河川や道路などの構造物の老朽化を診断するための観測機器やセンシング技術の開発に取り組むとともに、各種構造物の点検調査を行っています。

【主な業務内容】