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東京建設コンサルタント

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社員インタビュー

13 安全を形に残す。防災施設を支える設計者の仕事

安全を形に残す。防災施設を支える設計者の仕事

河川の知識を生かせる職場との出会い

大学で学んだ土木の知識を生かしたいと考え、九州で河川の仕事に携わることを目指しました。教授に相談した際、当社が河川に強いコンサルタントとして勧められたことが大きな後押しになりました。さらにインターンシップに参加し、会社の雰囲気を肌で感じました。上司と部下、部署間に垣根がなく、気さくに意見を交わしながら働く様子に安心感を覚えました。またクライアントである国土交通省のインターンにも参加し、発注者側の視点に触れることで、公共事業に求められる厳しさと信頼関係の重要性を学んだ上で当社を見てみると、クライアントからの信頼が厚い会社であることを実感し、この環境なら成長できると確信しました。

地域を守る防災施設づくり

入社当初は水路や護岸の設計からスタートしました。数年後、災害が発生した際には、現地調査や査定資料の作成、復旧設計に関わることになりました。入社後、早い時期に業務の一部を任され、実践的に学ぶ機会を得られたことは大きな経験でした。出張に同行し、打ち合わせや議事録作成を担当したことも社会人としての基礎を培うきっかけになりました。最近の担当業務で特に印象にあるのは河川防災ステーションの設計です。河川防災ステーションとは洪水などの災害時に迅速な水防活動や緊急復旧を行うための拠点施設で、平常時は地域住民が利用できる多目的広場としても活用されます。流域の特性や災害リスクを踏まえた計画段階から施設配置計画、施設の安全性検討、施工計画、図面作成等の詳細設計まで、一連の業務を担当しました。こうした防災施設の設計は長期に及ぶこともあり、調整や修正を繰り返すため担当者には粘り強さと責任感が求められます。また、これまでに詳細設計として携わった堤防、水門、樋管等の河川構造物には既に完成した施設もあり、報道等でこれらが地域の安全・安心の向上に寄与できたと実感できた際は、詳細設計時の苦労が報われる思いがするとともに大きな達成感が得られます。自分の設計が「地図に残る」形となり、防災の力になることに強いやりがいを感じています。

今後の目標

今後はAI診断やドローン、BIM/CIMといった新しい技術を積極的に取り入れたいと考えています。河川以外の幅広い分野の知識を身につけ、ニーズに応じた提案ができる技術者を目指します。また、気候変動による大雨災害が増える中、防災施設に求められる役割は一層大きくなっています。安全で持続可能な社会を支える設計者として成長していきたいと思います。

栗田 彩乃
栗田 彩乃
九州支社
河川施設部
主任技師補
(2008年入社)

業務概要

堤防、水門・樋門、堰、河川防災ステーション等の河川構造物の設計を担当。河川構造物の詳細設計では、施設の基本諸元(構造型式や使用材料、細部寸法等)の決定から構造計算、施工計画、図面作成等の業務に携わっている。また、国が推進する防災・減災・国土強靭化に向けた計画・設計、BIM/CIMによる3Dモデルを用いた設計・提案を行っている。