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東京建設コンサルタント

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社員インタビュー

19 機械の力で、命を守る仕組みをつくる

機械の力で、命を守る仕組みをつくる

震災をきっかけに、防災の道へ

大学では機械工学を専攻していました。建設コンサルタントという業界は当時知りませんでしたが、就職活動中にリクルーターから誘われた説明会で当社の存在を知りました。その説明会の最中に東日本大震災が発生し、実家のある福島で津波の被害を目の当たりにしました。その経験が、機械技術で社会の安全に貢献したいという想いを強くしました。入社を決めたのは、建設コンサルタント業界の中でも当社が機械部門で高い実績を誇っていたこと、そして説明会で出会った社員の人柄や会社の雰囲気に惹かれたからです。

防災・減災を支える設計の現場

現在は岩手県の普代水門の機械設備設計に携わっています。老朽化した津波水門のゲート設備を、現行技術基準に合わせて更新するための設計業務です。また、福岡県内の堰改築に伴う鋼製起伏ゲート設備の新設設計も担当。現場確認から構造検討、設計計算、図面作成、数量算出、概算工事費の試算までを一貫して行います。入社間もない頃、設計業務の作業が遅れたために、案件全体の進捗に影響を与えた経験から、業務工程管理の重要性を痛感しました。その後は計画性を意識し、現場の課題を先読みして動くようにしています。入社後、初めて担当したポンプゲート新設業務では、右も左もわからない中での挑戦でしたが、試行錯誤を重ねるうちに「量が質に繋がる」という感覚をつかみました。当時の自分には「そのまま自己研鑽を続ければ大丈夫」と伝えたいと思います。ダムゲートの開閉装置更新設計業務も印象に残る業務です。それは、機械設備の合理的な設計だけでなく、建築・土木との調整が必要となったからです。発注者から「翌年度も是非、当社にお願いしたい」との感謝の言葉があり、誠実な対応が評価されたと感じました。部署内では、発注者からの方針転換の対応に苦労した際、上司がサポートしてくれたことがありました。仲間の支えが成果につながる環境だと実感しています。現在は子育て中ですが、時差出勤制度を活用し、家庭と仕事の両立も実現できています。

今後の目標

今後は国土交通省が発注する業務の管理技術者として、自らの責任で設計業務を動かせる立場を目指しています。若手技術者が積極的に技術提案に参加できる環境を生かし、より合理的で維持管理に優れた設計を追求していきたいと考えています。今後は、人口減少による税収減や、少子高齢化による社会保障費の増加により公共事業の予算が限られていく中で、これまで以上にコストを抑えつつ安全性を確保することが求められています。その制約の中で最適解を導き出すことがこの仕事の面白さであり、使命でもあります。震災で感じた「守りたい」という想いを原点に、これまで培ってきた機械設備の設計技術を通じて人々の安心を支える防災インフラの未来を形にしていきます。

佐藤 丈明
佐藤 丈明
機械・電気事業本部
主任技師補
(2012年入社)

業務概要

ゲート設備の設計を行っている。河川用ゲート設備の更新設計をメインで行っているが、最近ではダムゲート(クレストゲートやコースターゲート等)設計や陸閘の設計も行っている。設計に際しては必要機能に対して、経済性や維持管理性の観点から最適な機構となるように心掛けている。